「イマーシブイベントを自社でも仕掛けたいが、どこに制作依頼すればいいのか分からない」「そもそもイマーシブ体験の制作には何が必要で、費用はどう考えればいいのか」——近年のイマーシブブームを受けて、企業・施設のご担当者様からこうしたご相談が増えています。この記事では、イマーシブコンテンツの制作会社である株式会社ex Labsが、イマーシブの基礎知識から、制作依頼の流れ・費用の考え方・制作会社選びのポイントまでをまとめて解説します。

イマーシブ(没入型体験)とは

イマーシブ(immersive)とは「没入型」という意味で、観客が客席から物語を「観る」のではなく、物語の世界に入り込み、登場人物の一人として「体験する」エンターテインメント形式を指します。

大型テーマパークや都市型施設の相次ぐ登場で市場の注目度が高まり、いまや商業施設・観光地・ブランドのマーケティング施策としても導入が広がっています。

イマーシブ体験の主な種類

1. 劇場・施設型(イマーシブシアター)

建物内を観客が自由に歩き回り、同時多発的に進行する物語を追う形式。俳優との距離が近く、濃密な没入感が得られます。

2. 街なか周遊型

実在する街・商店街そのものを舞台に、来場者がスポットを巡りながら物語を体験する形式。店舗への送客や地域活性と直結するため、商業施設・自治体・エリアマネジメントとの相性が特に良い形式です。

3. テーマ・五感特化型

香り・音・食などの五感や、アート・ミステリーなどのテーマを軸に据えた形式。ブランドの世界観を体験として伝えるプロモーションに向いています。

企業・施設がイマーシブを導入するメリット

  • 「そこでしかできない体験」になる:実在の空間を舞台にするため、オンラインでは代替できない来訪動機を作れる
  • 滞在時間・回遊が伸びる:物語を追う構造が、施設内・街なかの回遊と滞在消費を生む
  • SNSで話題化しやすい:非日常の体験は投稿・口コミの対象になりやすく、広告に頼らない集客につながる
  • ブランドの世界観を「体験」で伝えられる:商品説明ではなく物語への没入として顧客に届けられる

イマーシブ制作を依頼する流れ

  1. ヒアリング:目的(集客・話題化・ブランディング)、舞台となる空間、想定客層、予算を整理します。
  2. 企画・体験設計:空間の下見をもとに、物語のコンセプトと体験の流れ(どこで何が起きるか)を設計します。
  3. シナリオ・演出制作:脚本、出演者の演技設計、小道具・美術、音響などを制作します。
  4. テスト・デバッグ:実際の空間で通し確認を行い、動線や難易度を調整します。
  5. 公演・運営:当日の運営・進行を実施します。告知・集客も制作会社が担う場合があります。

費用の考え方

イマーシブ制作の費用は、①体験の規模(会場数・公演回数・出演者数)、②制作物の量(シナリオ・美術・音響)、③運営範囲(集客・当日運営まで含むか)の3要素でおおむね決まります。

また、チケット収益から回収する成果報酬型・レベニューシェア型に対応した制作会社であれば、発注側の初期費用を抑えた導入も可能です。ex Labsはイベントのお客様から収益を回収するモデルを基本としており、初期費用0円もしくは格安でのご提案に対応しています。

制作会社選びの3つのポイント

1. 「空間を物語に変えた」実績があるか

イマーシブの品質は、シナリオ単体ではなく実在の空間と物語の噛み合わせで決まります。ポートフォリオを見る際は、既存会場・街なかを舞台にした実績があるかを確認しましょう。

2. 集客まで伴走してくれるか

イマーシブイベントは「作って終わり」では成立しません。告知・チケット販売・SNS運用まで含めて設計できる会社かどうかで、興行としての成否が変わります。

3. 収益設計まで含めた提案があるか

チケット価格・公演回数・回転数まで含めた事業設計を提案できる会社であれば、単発の話題づくりではなく継続可能な施策になります。

ex Labsのイマーシブ制作実績

  • ロスト・フレーム(下北沢):街に散らばった絵画を探し、隠された物語を辿る周遊型アートイマーシブ。下北沢連合会様との連携により、街全体を舞台として制作しました。
  • 紅漂う街角で(下北沢):香水ブランドWAKA様とコラボレーションした、香りを手がかりに謎を追うイマーシブミステリー。五感×物語の体験設計です。
  • ヌル・アーデン展:東京藝術大学出身アーティストとのコラボによる、アート×謎解きの体験型展示。広告宣伝費0円・SNS集客のみでチケット1,500枚(税込4,000円)を販売しました。

アート×体験レーベル「体験する美術館」、匂い×体験レーベル「Smystery」など複数の自社レーベルを運営しており、企画・シナリオ・体験設計・集客・運営まで一貫して社内で対応できるのが強みです。

まとめ:イマーシブの制作依頼は「空間×物語×収益設計」で選ぶ

イマーシブコンテンツの制作依頼では、シナリオの面白さに加えて、空間を活かす体験設計と、集客・収益まで含めた事業設計が成功の鍵になります。「うちの施設・街でもできるのか?」という壁打ちの段階からで構いませんので、イマーシブ制作のサービス詳細ページをご覧のうえ、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。