SAIJI GUIDE
催事とは?意味・ポップアップとの違い・体験型催事の企画例まで解説
催事読み方:さいじ
商業施設・百貨店・駅などの一角で、期間限定に開催される販売会やイベントのこと。「催し物」を略した言葉で、物産展などの食催事、期間限定の物販催事、謎解きやイマーシブなどの体験型催事が含まれる。
このページでは、催事の意味とポップアップストアとの違い、種類3タイプ、いま施設の集客手段として注目される「体験型催事」の企画例と費用までを、渋谷サクラステージでの施設一体型イベント(日本経済新聞掲載)を手がけた株式会社ex Labsが解説します。
ABOUT
催事とは
催事とは、施設の空間を期間限定で「特別な何か」に変える企画の総称です。百貨店の催事場で開かれる北海道物産展、ショッピングモールの通路に現れる期間限定ショップ、駅構内のイベントスペースで開かれる展示——どれも催事です。
施設側から見ると、催事は「いつ来ても同じ」を壊して来館の理由を作る装置です。常設テナントだけでは生まれない「今だけ」の目玉が、新規来館・再来館のきっかけになります。出店側から見ると、固定店舗を持たずに短期間で多くの顧客と出会えるテストマーケティングの場でもあります。
DIFFERENCE
ポップアップストア・物産展との違い
- 催事:施設側が主導する期間限定企画の総称。催事場・共有区画などの「枠」に対して企画を入れる発想で、複数の出店者が集まる形式も多い。
- ポップアップストア:ブランド・企業側が主導する期間限定の単独出店。近年は物販だけでなく体験・世界観の発信を目的にした出店が増えています。ポップアップイベントとは →
- 物産展:地域の産品を集めて販売する催事の代表格。食催事として百貨店の集客の柱になってきました。
実際にはこの3つは重なり合っており、境界は年々あいまいになっています。重要なのは主導が誰かよりも、「その企画は来館の理由になるか」です。
TYPES
催事の種類3タイプ
WHY
いま「体験型催事」が注目される理由
- ①ECに奪えない価値だから:モノはネットで買えても、体験は「その場所」でしかできません。体験型催事は施設に行く理由そのものを作ります。
- ②施設全体に効果が波及するから:物販催事の効果は催事場に留まりがちですが、周遊型の体験催事は手がかりや物語を館内に配置して回遊動線を設計でき、テナント送客まで狙えます。
- ③空間がそのままコンテンツになるから:空き区画・共有部・営業時間外といった「使われていない空間・時間」を、造作を最小限にしたまま物語の舞台に変えられます。遊休区画の活用とは →
当社が渋谷サクラステージで開催した施設一体型イベント「ウワサバナシ調査委員会」は、施設全体を体験の舞台に変える取り組みとして日本経済新聞に掲載されました。商業施設の集客イベント事例 →
TABLE
催事の種類一覧表(目的・期間・向く施設)
「催事」とひとくくりにされがちな企画を、目的・期間・向いている施設で整理しました。空いている催事枠に何を入れるかを決めるときの早見表です。
| 種類 | 主な目的 | 期間の目安 | 向く施設 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 物産展・食品催事 | 売上・集客 | 1〜2週間 | 百貨店・駅ビル | 定番で集客力が高いが、差別化しにくい |
| ポップアップストア | ブランド認知・販売 | 1週間〜1ヶ月 | 商業施設・路面区画 | 出店側が主体。施設は場所貸しになりやすい |
| 展示・ギャラリー催事 | 話題化・滞在 | 2週間〜1ヶ月 | 文化施設・商業施設 | 見るだけになりやすく、回遊は生みにくい |
| 季節催事(ハロウィン等) | 集客・装飾 | 2週間〜1ヶ月 | 商業施設全般 | 毎年の定番資産に育てやすい |
| 体験型催事(謎解き・イマーシブ) | 回遊・滞在時間・SNS拡散 | 2週間〜1ヶ月 | 商業施設・宿泊・文化施設 | 館内を巡る設計で回遊率に直結。レベニューシェアで初期費用0円のケースも |
ポップアップイベントとは →/ハロウィンイベントの企画アイデア →/周遊型・回遊型イベントとは →/体験型イベントの費用相場 →
FLOW & COST
企画から開催までの流れと費用
- ①目的の整理(〜2週間):集客・回遊・空き区画活用・話題化など、施設として何を達成したいかを決めます。
- ②企画・体験設計(1〜2ヶ月):施設の空間・導線に合わせて体験を設計。既存コンテンツの導入なら短縮できます。
- ③制作・準備(1〜2ヶ月):キット・装飾・運営マニュアルの制作、スタッフ手配、告知開始。
- ④開催・運営:週末のみの短期から数ヶ月の長期開催まで。長期のほうが「何度も来る理由」を作りやすくなります。
費用は規模・期間により大きく変わりますが、株式会社ex Labsはチケット売上などに応じたレベニューシェア型(成果報酬型)に対応しており、案件によっては施設側の初期費用0円または格安で開催できます。空いた催事枠を「コストをかけて埋める場所」から「収益とにぎわいを生む資産」に変える形です。
FAQ
よくある質問
催事とはどういう意味ですか?
商業施設・百貨店・駅などの一角で、期間限定で開催される販売会やイベントのことです。「催し物」を略した言葉で、北海道物産展のような食催事、期間限定の物販催事、参加して楽しむ体験型催事などが含まれます。施設側にとっては集客の目玉、出店側にとっては短期間で顧客と出会える場です。
催事とポップアップストアは何が違いますか?
どちらも期間限定の出店ですが、催事は施設が主導する「企画枠」で複数の出店者が入ることも多いのに対し、ポップアップストアはブランド側が主導する単独出店を指すのが一般的です。実際には重なる部分も多く、近年は両者とも物販だけでなく体験型の企画が増えています。
体験型催事とはどんなものですか?
物を売るのではなく「体験」を提供する催事です。謎解きイベント、イマーシブ(没入型)イベント、マーダーミステリー公演、参加型の展示などが代表例で、来館の目的そのものになるため、施設の集客・回遊・滞在時間に直接効くのが特徴です。
催事スペースが埋まらないときの活用方法はありますか?
体験型イベントでの活用が有効です。株式会社ex Labsはチケット売上に応じたレベニューシェア型(成果報酬型)に対応しており、案件によっては施設側の初期費用0円または格安で、空いた催事場・共有区画を集客コンテンツに変えられます。
催事の企画・制作を依頼できますか?
できます。株式会社ex Labsは商業施設での施設一体型イベント(渋谷サクラステージ・日経掲載)をはじめ、体験型催事の企画・制作・集客・運営を一貫して手がけています。ご相談・お見積りは無料です。
催事の読み方は?
「さいじ」と読みます。「催し(もよおし)」に「事」を付けた言葉で、商業施設や百貨店の業界用語として定着しています。
催事場とはどんな場所ですか?
商業施設や百貨店の中に設けられた、期間限定の催事を行うための専用スペースです。最上階や特設会場に設けられることが多く、空いている期間の活用が施設側の課題になっています。
催事販売とは何ですか?
催事場や空き区画を借りて期間限定で商品を販売することです。常設店舗を持たずに販路を広げられる一方、近年は物販だけでなく、謎解きやイマーシブなどの体験を組み合わせた「体験型催事」で集客する事例が増えています。
催事にはどんな種類がありますか?
物産展・食品催事、ポップアップストア、展示・ギャラリー催事、ハロウィンなどの季節催事、謎解きやイマーシブを使った体験型催事に大別できます。売上目的なら物産展、回遊や滞在時間を伸ばしたいなら体験型催事が向いています。
催事の読み方と英語は?
「催事」は「さいじ」と読みます。英語では特定の一語がなく、百貨店や商業施設の催事は special event や sales event、期間限定の出店は pop-up event と表現します。
体験型催事・施設イベントのご相談はこちら(無料)
施設活用イベントサービスを見るBLOG
関連記事

2026.09.08
体験型イベントはオリジナル制作か既存導入か|費用・納期・自由度を比較
オリジナル制作・既存作品の導入・部分調整の3方式を費用・納期・自由度・継続利用で比較。選び方を整理する5つの質問。


