FACILITY EVENT GUIDE

施設活用イベントとは?事例・効果・費用をわかりやすく解説

施設活用イベントしせつかつようイベント

商業施設・観光施設・書店・ホテルなどの空間や、共有区画・営業時間外といった未活用の時間を、謎解き・イマーシブなどの体験型イベントの舞台に変えて、新規集客・館内回遊・滞在価値の向上につなげる取り組み。施設は場所を提供し、企画・制作・集客・運営を専門会社が担う形が広がっている。

このページでは、施設活用イベントの仕組み・事例・施設側のメリットから、費用と実施形態までをまとめて解説します。

ABOUT

施設活用イベントとは

施設活用イベントとは、施設が持つ空間そのものを「体験の舞台」として活かす集客施策です。ポスターやセールのような「告知型」の販促と違い、イベント自体が来館の目的になるのが特徴で、施設の共有区画・通路・空きスペース・営業時間外といった、これまで収益を生みにくかった場所や時間を集客資産に変えられます。

組み合わせる体験コンテンツは、施設全体を巡る周遊型の謎解き・イマーシブ、店舗空間を使った物語体験・マーダーミステリー、イベントスペースでの参加型の対戦イベントまでさまざまです。イマーシブとは? →

WHY NOW

なぜ今、施設活用が注目されるのか

  • 「モノ消費」から「コト消費」へ:買い物だけなら通販で済む時代に、施設へ足を運ぶ理由として「そこでしかできない体験」の価値が高まっています。
  • 未活用スペース・時間の存在:共有区画・催事場・営業時間外など、施設には収益化されていない場所と時間が多くあります。体験イベントはこれらを低リスクで活かせます。
  • 回遊・滞在への効果:施設内を巡る設計にすることで、来館者が普段通らないフロアや店舗の前を通り、滞在時間と接触機会が増えます。
  • 話題化のしやすさ:物語性のある体験はSNSで共有されやすく、メディアにも取り上げられやすいコンテンツです。

2026年の動向:「大型常設」から「既存施設×期間限定」へ。2026年2月、大型のイマーシブ・テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が施設規模の過大を理由に閉業しました。一方で人気が集中したのは人数限定の濃密な体験だったと報じられており、体験型の需要は専用施設を新設するのではなく、商業施設・書店・バー・宿泊施設といった既存の空間を期間限定で舞台にする形へ移っています。催事枠やポップアップ枠を体験型で埋める動きも広がっており、施設活用イベントはこの流れの中心にあります。催事とは →ポップアップイベントとは →

EXAMPLES

事例(渋谷サクラステージほか)

  • ウワサバナシ調査委員会(渋谷サクラステージ):東急不動産様・404 Not Found様・TSUTAYA様のご協力のもと、商業施設全体を周遊する都市伝説×イマーシブ×謎解き。施設の共有区画・館内導線を「体験の目的地」に変える施設一体型の取り組みで、日本経済新聞に掲載されました。
  • 東京都頭脳王決定戦(TUNNEL TOKYO):セガサミーグループ様が運営するイベントスペース「TUNNEL TOKYO」(東京・大崎)で本戦を開催した参加型頭脳戦イベント。全公演チケット完売。
  • 月明かりの書店と呪われた原稿(紀伊國屋書店):博報堂様との取り組みで、閉店後の書店を舞台にした一夜限りの物語体験を実施。営業時間外の空間活用の代表例です。
  • 宿泊施設向けマーダーミステリー:宿泊とセットの物語体験により、新規宿泊予約20件以上の獲得につながりました。

イマーシブイベントの企業活用事例4選も見る →

MERIT

施設側のメリット

  • 新規来館の創出:イベント目的の来館者という、従来の商圏・客層の外からの集客が生まれます。
  • 館内回遊・滞在時間の延長:周遊型の設計により、普段足が向かないフロア・店舗への送客と接触時間の増加が見込めます。
  • 未活用資産の収益化:空き区画・閑散時間帯が体験の舞台に変わり、収益とにぎわいを生みます。
  • 話題化・ブランディング:「あの施設で面白いことをやっている」という認知が、SNS・メディアを通じて広がります。

COST

費用と実施形態(レベニューシェア型)

実施形態は大きく、施設が制作費を負担して主催する発注型と、チケット売上などに応じて費用を分配するレベニューシェア型(成果報酬型)に分かれます。株式会社ex Labsはレベニューシェア型に対応しており、案件によっては施設側の初期費用0円または格安で開催できます。

レベニューシェア型では、施設は空間を提供し、企画・制作・集客・運営を当社が一貫して担当します。「イベントをやりたいが、企画も運営もノウハウがない」という施設様でも導入しやすい形式です。原価回収と分配の計算例、施設側の協力内容は施設イベントのレベニューシェアとはで解説しています。

初期費用0円の適用条件(必須条件・分配の考え方)→目的別(来館促進・館内回遊・閉館後・空き区画)の対応 →イマーシブ制作の費用相場も見る →

FLOW

実施までの流れ

  • 1. お問い合わせ:施設の種類・活用したい空間や時間帯・目的(集客・回遊・話題化など)をお知らせください。
  • 2. ヒアリング・企画提案:施設の特徴と課題を伺い、体験コンセプト・実施形態・概算をご提案します。ここまでは無料です。
  • 3. 制作・準備:シナリオ・制作物・告知素材を準備し、施設のオペレーションに合わせて運営設計を行います。
  • 4. 開催・運営・振り返り:当日運営から効果の振り返り・次回に向けた改善提案まで一貫して対応します。

FAQ

よくある質問

施設活用イベントとは何ですか?

商業施設・観光施設・書店・ホテルなどの空間や、共有区画・営業時間外といった未活用の時間を「体験型イベントの舞台」に変えて、新規集客・館内回遊・滞在時間の延長につなげる取り組みです。謎解き・イマーシブ・マーダーミステリーなどの体験コンテンツと組み合わせるのが代表的な形です。

どんな施設で実施できますか?

商業施設・観光施設・書店・宿泊施設・飲食店・イベントスペースなど、人が訪れる空間であれば幅広く実施できます。当社は渋谷サクラステージのような大型商業施設から、書店・会員制バーのような1店舗まで、規模を問わず制作実績があります。

施設側の費用負担はどのくらいですか?

実施形態によります。株式会社ex Labsでは、チケット売上などに応じて費用をお支払いいただくレベニューシェア型(成果報酬型)に対応しており、案件によっては施設側の初期費用0円または格安で開催できます。まずは無料でご相談ください。

施設の通常営業に影響はありませんか?

通常営業と共存する設計が基本です。共有区画や通路・空きスペースを活用した周遊型や、営業時間外・閑散時間帯を使った開催など、施設のオペレーションに合わせて体験を設計します。

集客効果はどのように生まれますか?

イベント自体が来館の「目的」になることで、これまで施設を訪れなかった層の新規来館が生まれます。さらに、施設内を巡る周遊型の設計により、館内の回遊・滞在時間の延長・店舗への送客にもつながります。SNSやメディアで話題化しやすいのも特徴です。

施設活用イベントの開催期間と参加人数の目安は?

開催期間は既存コンテンツの導入で2〜4週間、施設に合わせたオリジナルで最短1ヶ月・標準1〜3ヶ月の準備が必要で、会期は2週間〜1ヶ月以上を推奨します。参加人数は空き区画を使う小規模企画で1日数十名、フロア横断の周遊型で1日数十〜数百名を受付枠と回数で設計します。

施設活用は英語で何と言いますか?

「施設活用」は読み方が「しせつかつよう」で、英語では facility utilization や venue activation(会場の活性化)が近い表現です。商業施設の未活用区画を使う文脈では space activation とも言います。

施設活用イベントの費用の目安は?

既存コンテンツの導入で数十万円台〜、施設に合わせたオリジナル制作で100万円前後〜、フロア横断や街全体の周遊型で数百万円規模が目安です(株式会社ex Labsにご依頼いただく場合)。有料チケット型ではレベニューシェア(初期費用0円)で実施できる場合があります。

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